酒井信ゼミ 概要


ゼミ概要

このゼミでは雑誌や新聞、書籍、映像、ウェブ上のメディアなど、横断的なメディア分析を行っています。また年度毎にテーマを定め、同時代の社会事象に関する分析も行っています。その一方でメディア論、情報社会論に関する必読書を精読し、理論的な素養と歴史的な知識を身に付けていきます。更には湘南地方に関する調査研究を行い、メディアでクローズアップされてきた場所の取材を行い、仮想雑誌の特集記事の作成も行います。提出された課題は、外部から招聘するメディア関係者に評価を行ってもらいます。また課外活動として外部の企業や自治体での企画発表や紙面作成を行ったり、IT企業でのインターンを通して、ウェブ上のメディアやウェブ上のマーケティングについて、実地で学ぶことを推奨しています。各課題を通して、手を使って情報を漁り、足を使って様々な人や場と関わり、頭を使ってその成果を論理的な文章としてまとめ上げるトレーニングを積んでもらいます。

授業計画

メディア論に関する文献読解、分析内容のプレゼンテーション。
ウェブ上のメディアの分析。既存のウェブ・ サービスの問題と可能性について。
世界のニュース記事の比較分析。ニュース雑誌の比較分析。
週刊誌の比較分析。月刊論壇誌の比較分析。レイアウト、企画・テーマ、編集方法に関する分析。
現代文学を原作とした映像作品の分析。脚本、企画意図に関する考察。
地方自治と情報の自治に関する調査研究。Government 2.0に関する分析。
上映中の映画についての批判を織り交ぜたコラム作成。各種メディアによる評価に関する比較分析。
神奈川を舞台にした作品(小説、映画、音楽、漫画など)について、批評文の制作と講評・ディスカッション。
ゼミ合宿で来訪する地域の特集を組んだ雑誌記事の比較分析と現地取材(写真、映像の撮影含む)を基にした記事の作成。
学外の企業・自治体での企画発表、誌面制作に向けた文章、プレゼンテーション資料の作成指導と講評。
など、年度によって内容は異なる。

ゼミ卒業生の主な就職先(2011年度〜2015年度)

朝日出版社、福島民報社、愛媛新聞社、バリューコマース株式会社、株式会社未来屋書店、株式会社IMAGICA、株式会社トップシーン、サッポロビール、三井ホーム、日野自動車販売、日産自動車販売、島忠ホームズ、株式会社ノジマ、株式会社セノン、相模原市役所、茅ヶ崎市役所、その他(中小の広告系企業が最も多く、次いでIT企業、番組制作会社、印刷・DTP関連、ウェブニュース配信会社、アパレル、ブライダル、不動産販売、建設会社、不動産会社、商社、レジャー・アミューズメント、イベント、学習塾、信金、商工会議所、スーパー、ドラッグストア、お菓子製造・販売など)。
卒業時の就職率(就職決定者数÷卒業者数)約94%

*3年時にキャリア支援課の協力でゼミ生向けの就職ガイダンスを行い、就職活動前には、キャリア教育と連動した個別相談を実施しています。就職を希望する大学生は情報リテラシーを身に付け、大学の就職支援体制をフル活用しましょう。

ゼミ生の卒業研究の題目
https://makotsky.blogspot.jp/p/blog-page_17.html